「PERSPECTIVE」カワタ社

カワタ社(studio-kawata) さんの創刊された PERSPECTIVE .
http://book-perspective.com
老いとは・・

未熟ながら、この問いに対しての作品を制作させてもらいました。

”姨捨(おばすて)”という語り継がれる言葉が、初めてみられた平安中期から現代までの文化。
日本の、老いにまつわる社会の歩みを歴史的に、それから斜めに又はちかくから・とおくからの考察。
明治から現代までの社会福祉制度のこと。
介護のお仕事をされながら創りあげられた想いは、するりと洗練された質量で読みやすく連れていってくださり、感動しました。
周りのひとのこと将来のことをおもいながら、いま、手に取れることありがたいです。

– 志保さんのおじいさんが他界されたように、ヒトは必ず死にます。
体が限界に達することもあれば、精神が限界にくる方もいます。事故もあります。
ヒトが知能を持った理由を、様々な帳尻をあわせることが必要だったと想像します。
言葉だけでなく、ヒトがヒトに対する様々な表現を観たいと思ったのです。
(最初に依頼してくださったときにお話ししてくださったカワタさんのことば)