兵庫県宍粟(しそう)市「シソラミチ」完成

うららかな春はじまり

3月23日に山崎ICリニューアル事業・「シソラミチ」の竣工式典を迎えることができました。

鉄道が通らない兵庫県宍粟(しそう)市にとってこのインターチェンジは市の玄関口でもあります。

2021年にふるさとである宍粟市にお声がけいただき、
NEXCO西日本さんが豊かなお力を加えてくださることとなり事業がはじまりました。

くらい、こわい、きたないという課題を抱えた公共空間が作品として生まれ直すために、
しそう市の事業者さんたちにご協力いただきました。
一つ一つ出会いふれあう関係性のなかに明るい芽生えが結束し、しそう市だからこそできる制作の在り方を探れました。
一方だけでは生まれない風景、色たち。

当初の構想からぐんとリニューアルの範囲が広がるという素敵な展開を経て、インターチェンジからまちへとつながる歩行者通路と出入り口にあたらしい表情が生まれました。

しそうの木々、葉っぱ、枝、土、水、風、お日様、ひと、めぐりあい、感情や体温をたのしんでもらえますように。

「シソラミチ」という名前もついた玄関口と宍粟市をこれからも、ますます、よろしくお願いします。